ハードディスクとは
パソコンは、ソフトウェアやデータをメインメモリ上に置いて動作します。
しかしメインメモリは電源を切ると中身が消えてしまうため、
電源を切ってもデータを消えないように保存しておく必要があります。
このための装置がハードディスクで、現在ではほとんどのパソコンに
内臓されています。ハードディスクの内部ではプラッタを一定の間隔で何枚も重ね合わせた構造になっており、これをモーターで高速に回転させて磁気ヘッドを近づけてデータを読み書きする仕組みとなります。
ハードディスクへの保存では、WindowsなどのOSやアプリケーションソフトなどのインストール、
このようなアプリケーションソフトで作成したデータの保存、画像、動画データなどが考えられます。
ハードディスクの種類
ハードディスクにはその接続規格によって、主にATAとSCSIという
2種類に分類することができます。
ATAはIDEという接続方法を1989年に標準化した規格です。
そのためIDEという呼び方も使われています。
このATAは主にデータ転送速度によってさまざまなバージョンがありますが、1つのポートにマスターとスレーブの2台を接続することができます。大部分のパソコンはポートを2つ備えているため、計4台のATA
機器が接続可能です。
また最近では、ATAを拡張したシリアルATAの規格が登場しました。転送速度はさらに高速化していますが、従来のATAとの互換性も確保されています。
SCSIはパソコン本体と周辺機器を接続してデータをやり取りする方式を定めた規格で、ハードディスクのほかにCD-ROMドライブなど外部記憶装置の接続にも使われます。1つのポートにデイジーチェーン(数珠つなぎ)で最大7台まで接続することが可能です。
データ転送速度は、初期のSCSI−1では5MB/秒でしたが、規格の拡張に伴い速くなり、現在では320MB/秒のUltra320
SCSIがあります。
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